2020年 04月 11日
中枢性疲労と末梢性疲労について
強くなりたいロードバイク乗りはローラー練習をする際は扇風機やクーラーを使い、室温を整えましょう。
扇風機など何も使わない室内練習と、扇風機やクーラーを使い涼しい環境で行う室内練習で得られる室内練習の結果は変わってきます。
・前者の場合、体温が早く上がり汗だくになる事で汗線が開き暑熱順化に良いが、筋肉や心肺には十分な負荷を与えられない。
・後者の場合、汗の量は最小限に抑えられ筋肉や心肺を十分な負荷を与えられる。
いやいや、クーラーや扇風機無くても十分追い込めてるよ。
って人もいるかと思いますがそれは間違い。
体が疲れているように錯覚しているだけ。
人体は体温が40度辺りになると急激に疲労を感じ運動ができなくなるように作られているので、筋肉や心肺機能の限界よりも先に練習(踏みやめてしまう)を終えることになってしまいます。
なので筋肉や心肺をちゃんと鍛えたいのであれば汗ダラダラでローラーをするよりも、工業用扇風機とクーラーて体を冷やしてローラーをしたほうが良いです、その方がパワーもでますし。
実走とローラーでパワーが異なる人はこれが原因である場合も多いです。
あと、汗をかきすぎると鉄や亜鉛、マグネシウムなど体に必要なミネラルも出すぎてしまうから注意。
汗はミネラルを出す割に体内の老廃物を出す能力は少ないので、デトックスにはならないのは知っておいてほしい知識、老廃物や毒素を出すのは腎臓の仕事だ。
以下蛇足
人間の体は末梢性疲労と中枢性疲労の両方が合わさり疲労感を感じている。
しかしレースや練習中に一般的に使われる「疲れた」と言う言葉は、末梢性疲労の事しか言っていない人が多い。
末梢性疲労は運動をして筋肉の疲労や筋グリコーゲンの枯渇で起こる。
対して中枢性疲労とは、体は疲れていないのに、脳が疲れていると勝手に感じる事。
例を2つ出すと
暑い日のレース
暑いと体温が上がりこれ以上運動したらやばい、と脳が体に指令を出して疲労感を感じさせる
寒い日や雨の日のレース
雨に濡れると適切な体温調節ができなくなり、疲労感を感じる。
寒さは体の熱を過度に作らなくてはいけなくなり、それでも体が温まらなければ低体温症になったりと運動自体のエネルギー消費以上の疲れを感じる
また、運動をしていなくても仕事や私生活が忙しかったりストレスがかかってる状態だと、やたら体が重いときがある。
それも中枢性疲労。
彼女に振られてしばらくは何もできないくらい体が重くてやる気が出ない事もある。
これも中枢性疲労。
安定した生活がないとメンタルもパフォーマンスも維持できない。
自分が今、何で疲れているのかを考えるとはとても大切な事。
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by naoyuki90794
| 2020-04-11 19:33
| 体とか健康とか
2020年 03月 18日
報告、子供が産まれました!
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by naoyuki90794
| 2020-03-18 20:59
| その他
2020年 03月 02日
3/2 ローラー
今日の練習も辛め。
— 健康を好きすぎる薬剤師@ロードバイク乗り (@roadtocycle) March 2, 2020
坂で千切れてしまったのが残念。
十秒400w出せていればついていけたんだけど、出せなかった。#zwift pic.twitter.com/ninN9ZaSUH
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by naoyuki90794
| 2020-03-02 22:54
| 練習